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キングダムノート×輪島屋善仁 蒔絵万年筆『深海』シリーズ。

輪島塗の老舗「輪島屋善仁」の全面協力により完成した、深海生物をモチーフにした蒔絵万年筆です。
シリーズコンセプト、モチーフの選定をキングダムノートが担当、漆芸プロデューサーである輪島屋善仁当主とともに試行錯誤を重ね、デザイン画から下塗り、蒔絵、螺鈿などの精緻な技を持つ名人・名工の分業リレーにより生み出されました。

今回は深海の生物の中でも特に人気が高く代表的な
「竜宮の遣い」(リュウグウノツカイ)
「鸚鵡貝」(オウムガイ)
「古代魚」(シーラカンス)
の3種類で拵えました。

古来から受け継がれた職人技を持つ老舗の名工が生み出す逸品。
3種の深海生物それぞれの表情、躍動感を感じさせる構成と色使い、多彩な蒔絵技法で描かれる細部、生息する深海の深さを表現した下地の仕上げにも是非ご注目ください。


竜宮の遣い蒔絵図

神秘的な姿の深海魚リュウグウノツカイが、細長い体をくねらせながら優雅に泳ぐ姿を、多彩な蒔絵技法を用いて繊細に表現しています。万年筆全体にS字を描くダイナミックな構図、さまざまな色合いの貝を使った螺鈿、目の周りのきらりと光る銀の輝きなど見どころ満載の逸品です。

【リュウグウノツカイ】
アカマンボウ目リュウグウノツカイ科に属する魚類の一種。リュウグウノツカイ属に含まれる唯一の種とされている。特徴的な外見を有する大型の深海魚。





「竜宮の遣い蒔絵図」技法解説

① ヒレ部分:色塗込み

漆で描いた部分に金粉を蒔き付け、乾いた後、色漆(飴色の漆と色顔料を混ぜ合わせたもの。この場合は朱漆)を塗り、後に研ぎ磨くと金に朱を加味した発色となる。 金や銀の構成にプラス色味が欲しい時にもちいられる技法。

② 目:銀平目

平目粉とは金粉・銀粉の種類で、通常の丸粉に比べ、平たく押し潰された粉。1粒あたりが大きく、ここではより大きなものを貼り付けて、目としている。銀粉の蒔き詰めではなく、銀の平板そのものであるため、光沢が強く、より目立つといった効果が狙える。


③ 下部:金平目

平目粉のやや細かい物を蒔いた。先述の通り、粒子が大きく平らであるため、水中の気泡のようにちらちらと輝く風合いに仕上げることができる。







鸚鵡貝蒔絵図

深海のごつごつした岩場を漂う、3匹のオウムガイ。高蒔絵の技法を用いて、三様の向きで描かれたユーモラスなオウムガイの姿をお楽しみいただけます。鮮やかなエメラルドグリーンの貝を選んで表現した3箇所の目は、絵図の中では非常に小さな部分ですが、全体を引き締める魅力的なアクセントになっています。

【オウムガイ】
オウムガイ目オウムガイ科に属する軟体動物。古代より、基本的な形態は変化しておらず、生きた化石と言われる。





「鸚鵡貝蒔絵図」技法解説

① 目:螺鈿

螺鈿とは、漆工・木工の加飾技法の一つで、夜光貝や鮑貝などの貝殻を薄く加工したものを文様に合わせて切り、器物に嵌め込んだり、貼り付ける技法のことを言う。日本では、古く唐から伝わった技法でもある。
この螺鈿を施した上に、黒の色漆にて目の窪みを表現している。

② 貝の模様:研ぎ出し

まず朱の部分を除いて漆描きし、金粉を蒔く。次に朱の部分だけを描いて同じく金を蒔き付ける。この朱の部分にだけ朱漆をさし、乾かした後、他の部分を飴色の漆(朱合漆)で塗り固め、研ぎ磨いて仕上げている。

③ 貝本体:高蒔絵

文様を高く盛り上げることで立体的に見せる技法。背景の岩や気泡、水面よりも存在感を際立たせるため、オウムガイ本体の他、リュウグウノツカイ本体、シーラカンス本体にも用いている。







古代魚蒔絵図

深海を悠然と泳ぐ、生きた化石シーラカンスの堂々とした姿を、鈍く輝く銀の蒔絵で力強く表現。万年筆の胴軸とキャップに1匹ずつ描いた大胆な構図です。鱗に部分的に施された金板や銀板、螺鈿が、蒔絵らしい華やかさをさり気なく主張し、この絵図の魅力になっています。

【シーラカンス】
シーラカンス目に属する魚類。化石種も現生種も含めた総称で、管椎目とも呼ばれる。3億年以上前から変わらない姿の生きた化石。





「古代魚蒔絵図」技法解説

① 鱗:針切り

粉を蒔いた後で、針や竹・鳥の羽軸などの先端を鋭利にしたもので金属粉の面を引っ掻いて細い線を描く技法。葉脈を表現する際などにも用いられる。針描(はりがき)、引掻(ひっかき)とも言われる。

② 背景:金・銀ぼかし

金粉・銀粉を蒔く時にその量を加減しグラデーション効果を出す=蒔きぼかし。金や銀を用いた工芸の中でも、この「ぼかし」という表現ができるのは蒔絵だけと言われる。

③ 首軸:銀丸ぼかし

地金を細かく削り粉状にしたものをヤスリ粉といい、このヤスリ粉の角を丸めて球状にしたものを丸粉と言う。丸粉は細かい順に1号〜13号と号数で粒子の大きさを表し、用途によって使い分けている。







キングダムノート×輪島屋善仁
蒔絵万年筆「深海」シリーズ

スペック

・本体材質:エボナイトに蒔絵
・ペン先材質:14金
・字幅:中細字
・機構:カートリッジ、コンバーター両用式
・サイズ:
全長:約150mm (収納時)
全長:約137mm (筆記時)
 ※胴軸にキャップ装着不可
胴軸径:約18mm
重さ:約34g

竜宮の遣い/鸚鵡貝/古代魚
初回各1本製作。販売完了後は受注生産。
販売価格:各¥352,000(税込)

付属品

・専用桐箱
・正絹ペンシース
・説明書
・保証書
・コンバーター

輪島屋善仁

江戸・文化年間(1813年)創業。以来200余年、職人は「人格崇高たるべし」との家訓のもと、技術と感性の向上を求める風土を育んできました。
1984年には日本初の漆芸専門デザイン会社を設立し、新たな漆の美の創造をめざしました。
また最上の日本産漆を求め、1997年より岩手県浄法寺で日本最大の漆の森づくりを行っています。








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